2017年 3月22日(水)
WBC残念でしたねぇ~。
さて先日の事、とある情報から、この本があるのを知り検索しました。
そして、この本には北海道地質図と北海道鉱床分布図が付属されていました。
地質図や鉱床分布図は他の本でもあり、見た記憶がありました。
しかし、何故か気になりました。
更に検索して本を注文しました。
付属の図が明記されているものの中で一番安いヤツを選びました。
本は1960年(昭和35年)3月15日発行とありました。
編集は某開発庁です。
函はかなり傷んでボロボロでしたw
そっと引き出すと情報と同じく紅い本でした。
目次はこんな感じです。
※ 北海道の地下資源 国立国会図書館サーチ↓
地質図は以前に見たものと同じ様な・・・。
鉱床分布図は初めて目にする様な気がしました。
リサーチ済みの金山は勿論の事、
金銀鉱床・砂金鉱床・金鉱床のマークに目を奪われました。
1つですが、意外な所に砂金鉱床がありました。
地図を開き、場所を照合・・・。
少しワクワクしながら、本を開きました。
産金地関連がチラホラ出て来ました。
千島国以外は試せそうですけど・・・。
そういえば、北海道はどの様に出来たのでしょうか?
こんな感じの様です・・・。
※ 北海道という島の成り立ち ↓
面白うそうな記述は・・・。
おー!後藤庄三郎、珍しいですw
1736年(元文元年)江戸幕府は金座後藤庄三郎の手代の阪倉源次郎に命じて
”松前銀山”って赤神のことだろうか?
また、江戸幕府は後藤庄三郎本人にも宗谷の砂金調査をさせていました。
試掘もした様ですw
後藤庄三郎は何代目なのだろうか?
もう一つは、1855年(安政3年)函館奉行の竹内保徳なる人物が、
管内の鉱山巡検していました。
奉行は南部藩に対して、鉱山開発の促進のため、
鉱山の良否を鑑定する目的で熟練者の派遣を命じたそうです。
南部藩の方が鉱業先進地だったのでした。
南部藩からは8名の鉱夫がやって来て、調査した様です。
有望な鉱山は直轄領して開坑した様です。
知っている地名の鉱山名ですが、何処にあったのでしょうね。
初めて聞く鉱山名も・・・。
見込みがない所からも砂金が出たのでは・・・と考えてしまいます。
情報だけが蓄積されて行きますが、現地まで程遠い~。
鉱山技術や製錬技術は派遣によって、伝わったのでしょうね。
後半は非金属のページになり、ほぼ飛ばし読み~。
以前から、気になっていた参考文献も出て来て私的には楽しめました。
ちょっと面白かったですw