砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

『 高子沼の伝説を科学する 』

2017年 1月9日(月)

昨日からの雨が上がっていい天気になりました。 
山の方は雪が降った様ですね。 
週末も寒いらしいですwww

さて、以前から探していた本を見つけました
届いて、本じゃなくて冊子だと思いました。
記載の通り、少々痛みもありました。

イメージ 1

伊達政宗氏の金山ついて調べていたら、この冊子の存在を知りました
普通に検索しても、引っ掛かる様な感じはありませんでした。
少し諦めかけていました
キーワードを”伝説”に変えてみたところ、ヒットしましたね。

本は1950年(昭和25年)8月1日発行とありました。
著者は福島市在住だった方です。

興味は伊達政宗氏の移封の際にまつわる話です
次期領主の蒲生氏郷(がもう・うじさと)氏に金鉱の存在が分からぬ様にする為に、堤防を築いて水を引き沼にしてしまったという高子沼の伝説です。

水路の修繕の為に減水させたところ
沼底から鉱石粉砕用の石臼や廃鉱石などが出土しました。
高子沼の沼底を昭和12年9月下旬から約3か月調査した様です

見つかった石臼等はどこかの博物館にでも保管されているのだろうか?
その石臼から古いものは平泉の藤原氏の時代であろうという事でした。

興味深く面白い内容でした
現代ではどの様に解釈されているのでしょうかねぇ~。