砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

『 産金村落と奥州の地域社会 』

2015年 4月14日(火)

今日も雨です
気分も沈みがちですね。
4月も、もうすぐ後半になりますなぁ~。

気が付けば、仕事はゴールデンウィークまで残り11日だwww
全く予定を考えていませんけど・・・。

さて、伊達政宗氏と金山一揆の事を調べていたら、こちらの本に辿り着きました
最近あまり本を読む時間が取れなくて、
読み始めてからだいぶ時間が過ぎてしまいましたね。

イメージ 1

本はとても綺麗だったので多分新品だと思います
2012年(平成24年)10月 第1刷 400部発行とありました。
限定400部なのね。
2名の方が編者です

目次を見ただけで読みたくなる題名です
特に以下の4つに注目しました。

文禄三年の伊達領『金山一揆
仙台藩本判制度と産金村落
名子と金掘
金を掘る村の人々の成立ち ノート

金山一揆については研究がされていました
小葉田淳氏・森嘉兵衛氏・千葉房夫氏・千葉明夫氏・小林清治氏が
有名らしいのですが・・・。

それぞれの見解が異なる所は逆に面白いなあと思いました
金山は一揆後に伊達領になりました。

参考文献にも興味がありますが、検索しても詳しい事はわかりません
いつかお目に掛かれれば幸いですね。

本判制度は採取された砂金に賦課(ふか)をする為の制度です
本判1枚につき砂金2匁1分が一律に課せられました。

1匁は約3.75gで、1分は1匁の10分の1なので約0.375gとなります
3.75g×2+0.375g=約7.875gとなりますね。
村単位で納められ、金山の衰退期には、
2~3人分の量を1人が負担したのではないかと考えられるそうです

更に延宝年間の頃には(1673年~81年)
一分判金と銭で納められる様になったのではないかとされます

産金地の事を少し知る事が出来て楽しめた一冊です
こちらまで掘りに行ける事は夢の様な話になりますが、
訪れてみたい所です。