2016年 9月6日(火)
日経平均1万7千台に突入しましたね。
下方修正した銘柄も上昇ですから、日銀のETF買い入れ効果なのか?
3・9月決算の企業は多いですし、権利取り一巡後は下落なのかねぇ~?
さて、今日は物理科学者のお話です。
ドイツのフリッツ・ハーバーという人物です。
ノーベル化学賞を1918年に受賞している方です。
科学兵器の父と呼ばれている様ですwww
私が注目したのは金にまつわる話でした。
それは以前に読んだ本の中に
海水から金を採り出す研究がされていた事を知りました。
余り記憶が少ないのですが、フリッツ・ハーバー氏の事だったのでしょうね。
第一次世界大戦で敗北したドイツは
勝利した国から多額の賠償を請求されました。
ドイツの財政にとって大きな打撃でした。
どうにかしてドイツの状況を変えられないか?と考えていました。
ある日、海水の分析一覧表の金の値に目が留まりました。
海水1tあたり5mgの金が含まれているとう数値でした。
ここで問題です!
海水に含まれている最も多い成分って何でしょうか?
答えは後程・・・。
フリッツ・ハーバー氏は海水から金を採り出そう、
全部採り出せなくても何分の1かでも採り出せれば
十分採算がとれると考えました。
その後、フリッツ・ハーバー氏は観測船に乗り、
大西洋各地で海水中の金の分析を行いました。
しかし、予想外に少量だったので世界各地の海水を採取してみたところ、
1tあたり0.004mgしか金が含まれていない事が判明しました。
採算が合わないので1926年取りやめになりました。
「 あれ?金山は1tあたり5g採れると有望株だった様な・・・。 」
液体だから5mgの金でも採算が合うのか?と私は思いました。
現代ではフリッツ・ハーバー氏が得た数値よりも
100分の1ほど低いと考えられているそうです。
残念だ~。
さて、出題の答えは?というと、
塩化ナトリウムって答えた人は×です。
私も×でしたwww
答えの最も多い成分は水です。
次に多いのは塩化物イオンだそうです。
塩化ナトリウムが水に溶けると、
ナトリウムイオンと塩化物イオンに電解されるそうです。
≪ 参考 Rika Tan 8月号 特集 海をめぐる 19 知的冒険 より ≫
技術が進歩しても、海水から金を採り出すのは夢物語か~。