2016年 8月3日(水)
少額投資?
記念に購入してみました。
1gのインゴットは初購入です。
プレミアがつくかなあ~。
箱を開けると、もーん父さん!
さて、今日はお話は厚狭の寝太郎のお話です。
始まり始まり~。
『 寝太郎物語 』
むかしむかし厚狭の里にものぐさな若者がありました。
毎日毎日寝てばかりいるので、
村のみんなから「寝太郎」と呼ばれ笑われていました。
村一番のお金持ちで庄屋のお父さんも困り顔。
それにはおかまいなく寝太郎は三年三月、まるまる寝て暮らしました。
ある日ひょっこり起きあがった寝太郎は、
お父さんに千石船を作ってくれと頼みました。
船が出来上がると、今度は船いっぱいのわらじを買ってくれといいました。
わらじを千石船に積むとつぎは達者な船子を雇ってくれといいます。
わけもわからず言いなりになったお父さんを残し、
寝太郎の乗った千石船はどこへとも知らず厚狭川を下っていきました。
それから何日たってもさっぱり音沙汰がないので、
村人たちはあらぬ噂をしておりました。
寝太郎は荒れる海を渡り、遠く佐渡が島へ向かっていたのです。
やっと佐渡が島へ着いた寝太郎は、
新しいわらじと古いわらじをただで取り替えてやると島じゅうにふれ歩き、
たくさんのわらじを集めました。
厚狭を出てから四十日たった日、寝太郎の千石船が帰ってきました。
寝太郎はお父さんに頼んで、大きな桶を急いで作り、
持って帰った泥んこのわらじを洗わせました。
すると桶の底にぴかぴかの金の砂が山盛りになっていました。
寝太郎は砂金を売ったお金で川を堰き止め、灌漑用水路を作りました。
おかげで荒れ地だった土地が豊かな水田に変わったのです。
おしまい!
≪ 山陽小野田市厚狭地区 寝太郎のお話 より ≫
一般的な3年寝太郎の話とは若干違う様ですが、
私の場合、3年寝太郎の話自体余り記憶にない様な気がしますwww
鉱山夫のわらじから金を集める話は他の産金地でもありますね。
わらじを集めて燃やした灰から金を取り出すという事でした。
いずれにせよ、使用済みのわらじからの金が採れたという事ですね。
金山の恩恵はこんな所にもあったのですね。