砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

『 近世史の研究 第五冊 』

2015年 6月4日(木)

今日は晴れて風もあり、とても爽やかな日でした
昨日は久々のまとまった雨でしたが、
川の増水前に行きたい所もあったのにねぇ~

九州地方に続き、中国・四国・近畿地方も梅雨入りしました
東海地方の発表は明日の夕方からの雨のタイミングかも・・・。
それとも、例年並みの来週位かな?
きっと気象庁の気分次第だろうね

※ 気象庁 平成27年の梅雨入りと梅雨明け(速報値) ↓

さて、面白うそうな本を見つけました
値段は格安で元値の半分位なので注文してみました。

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函は時間の経過と共に少し色褪(あ)せていました
本を開くと、新品の様な感じを受けました。
状態はとても良さそうでした。

本は1984年(昭和59年)8月1日発行とありました。
著者は新潟県生まれの東大名誉教授だった方です。

本は第一冊~第五冊まであるらしいです
サブタイトルに 『 領国・鉱山・貨幣 』 とあったので、こちらを選びました。

越後の上杉氏の事が詳しく書かれていて歴史の分野も勉強になりました
慶長二年越後国絵図に引き寄せられました。

どうやら五枚あったものらしいのですが、現在は二枚しか無い様ですw
検索したら出て来ました。

※  『 東京大学史料編纂所報 』 第18号 越後国郡絵図 頚城郡 ↓

※ 『 越後国瀬波郡絵図 』 を見る 慶長2年(1597年)の村上市岩船郡の姿 ↓

※ 瀬波郡絵図 ↓

コピーして頂けるんだね
そして、こんな本がある様ですw

※ 高田市文化財調査報告書 国立国会図書館リサーチ ↓

こちらも是非読んでみたいね
新潟まで行けばお会い出来るかな?

第二部の鉱山の開発には水戸藩長州藩小倉藩の鉱山がありました
特に長州藩の鉱山は勉強になりました。

私の中では、中国地方は一番勉強不足ですからね
銀山は良く知られてますが、金山の記述がある本は初めてでしたね。
嬉しく思いました。

第三部の貨幣の通用では、やはり甲州金が興味深いですね
以前に学んだ事もチラホラと出て来て楽しいですw

交換相場表があって面白いと思いました
甲州金の歴史で凄い所は領国貨幣でありながら廃止されなかった事です。
結果的に慶長・元禄・明和と3回の通用停止を免れました

機会があれば 『 第4冊 』 も読んでみたいね。
読み応えのある本でした
ちょっと得した感じですwww