2014年 3月8日(土)
退社時間に外に出ると雪が・・・。
「 うわぁ~!寒みぃ~! 」
車で走り出したら、みぞれになりました。
山は雪かな?
さて、興味深い本に出会えました。
某図書館から借りて来ました。
本は2012年(平成24年) 12月21日初版発行とありました。
著者は岡山県生まれの文学博士の方です。
あなたの知らないとはどういう事であろうか?
興味が湧いて手に取りました。
中々面白く纏(まと)まっています。
まず、目に留まったのが静岡県の県名の話でした。
駿河府中藩の府中が不忠に通じるとして新たな藩名が検討されました。
『 静(しず) 』『 静城(しずき) 』『 賎ヶ丘(しずがおか) 』
と3つの候補がありました。
賎ヶ丘は駿府城の北に位置する賎機山(しずはたやま)にちなんだものだそうです。
この案に異を唱えた人物がおりました。
向山黄村(むこうやま・こうそん)という人物が 『 賎 』 という字は
『 いやしい 』 という意味持つので漢字を変更しました。
賎→静に、丘→岡に改められて静岡藩と改称されました。
明治4年の廃藩置県の際に受け継がれて現在に至っています。
※ 向山黄村‐Wikipedia ↓
更なる興味は今川家の金山です。
金が採取された時期は概ね室町時代の事の様です。
勿論、砂金採取によるものだろうと思いました。
1493年(明応2年)から1526年(大永6年)の今川氏の代に至って
本格的に坑道を掘り、金鉱石採取していたという記述を目にしました。
「 おぉー!詳しい年代が分かってんだ~。 」
そうかと思い関心していたらそうじゃありませんでした。
ぬか喜びに終わりましたなあ~。
恐らく、今川氏親氏の時代を指していると判断しました。
金山は今川→武田→徳川にわたりました。
金の産出量は減り続けて18世紀末期には産出されなくなった様ですね。
ドル箱金山だったのですね。