2015年 9月2日(水)
今日は晴れたからやはり暑いね~。
帰宅時にセミが鳴いていましたw
セミの種類はヒグラシに変わっていましたね。
会社の近況見通しでは仕事が来春まで忙しい様です。
余り忙しいと砂金掘りに行けなくなっちゃいますな~。
さて、今日は 『 金堀峠 』 のお話です。
上津具の古町の向山から、名倉へ越す所を金堀峠と呼んでいた。
明治も中頃までは、「 むかし信玄が金堀ったげな 」
といういい伝えだけでどこが坑道かわからなかった。
ところが、向山の竹藪のある所へ行くと、
金槌で石を叩く音がしたり、夕方になると妙な光が出たり、
時には助けを求める声がするというので、
近所の人々はそこへ近寄ることさえ恐れていた。
ある時、古瀬金平という人が、何かの用事でそこを通ると、
草の蔭から薄暗く、地下が透けて見え、水滴の落ちる音がしたので、
不思議に思って棒でついて見ると、
段々穴が大きくなって遂に昔の坑道を発見したという。
いろいろ調べて見ると、その昔信玄が金を採掘した場所であることが判明し、
続いて廃坑となった他の坑道をも発見したのであった。
土地の名望家・佐々木氏が採掘を初めた(始めた)が思わしくなかったらしい。
その後大正六年ごろから他の鉱山業者によって始められ、
一時なかなか隆盛を極めた。
付近の農家には、信玄当時に使用したという金摺石が、
手洗鉢として残っている。
(北設楽郡史 民俗資料編 18伝説 4山の話・神仏 より)
※ 画像は津具商工会:武田信玄の「金山」 より
史跡として坑道が残っています。
機会に恵まれずまだ私は見た事がないのですがね。
以前には遺跡見学会も行われてたのね・・・。