2013年 12月1日(日)
『 おこしやす東山! 』
昨日の記事の続きで~す。
タイトルはその2でも良かったのですが・・・。
変えてみました。
次は 『 八坂神社(やさかじんじゃ) 』 を目指しました。
暖かくなって来たので駐車場に寄り道していきます。
上着を脱いで持ち歩くには寒いかな?
上着チェンジして行きます。
※ 八坂神社 ↓
七五三姿の子供を連れた家族連れ?が目に付きました。
「 あれっ!結婚式かな? 」
まー!どうでもいい事ですが・・・。
八坂神社は祇園さんの名で親しまれています。
夏の祇園祭は超有名ですよね。
三大祭の一つですね。
美容の神様として知られる末社の
『 美御前社(うつくしごぜんしゃ) 』 に来ました。(左上)
美御前社には美人の誉れ高き宗像三女神(むなかたさんじょじん)が祀られています。
ちなみに、宗像三女神とは
福岡の宗像大社(むなかたたいしゃ)に祀(まつ)られている三柱の女神の総称だそうです。
名前が違いますが同一です。
少しややこしいですね。
※ 宗像大社 公式HP ↓
中でも特に際立った美人の神だった 『 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと) 』 は、
美貌の女神とも言われる 『 吉祥天(きっしょうてん) 』 とも習合していた事から、
美貌の神などとして信仰されているとの事です。
『 美徳成就 』 を祈願する社といわれ、
古くから祇園の舞妓さんをはじめ、
美容理容・化粧品業者の方々から崇敬を集めているそうです。
※ 吉祥天-Wikipedia ↓
すぐ脇にお肌の健康を守るといわれる美容水があります。(右上)
お肌に2・3滴つけると良いそうです。
飲料水ではありませんとあるので自然に湧き出ているのかな?
私達の前のオバちゃん二人組みは
豪快に顔にバシャバシャと付けて叩いていました。
オバちゃん達が立ち去ったを見計らい、私は囁(ささや)きました。
「 オバちゃん、何もそこまでせんでも・・・。ただの水道水やでぇ~。 」
バチが当たりな私はオバちゃんの耳元で囁きたかったのです・・・。
女性はいくつになっても綺麗でいたい!
女心の裏返しでしょうか?
次は 『 石塀小路 』 『 ねねの小径 』 『 ねねの道 』 を通り、
高台寺(こうだいじ)を目指しました。
『 ねねの道 』 はほぼ一直線に伸びるの石畳の道です。
正式には 『 高台寺道 』 というそうです。
通称 『 ねね 』 のゆかりの
高台寺と園徳院(えんとくいん)がある事から呼ばれているそうです。
高台寺の出入り口には沢山の人が往来するので混み合ってます。
所々、緑色のもみじがありました。
光が当たってもみじが最高です。
夜のライトアップも素敵でしょうね。
高台寺の正式名称は高台寿聖禅寺(こうだいじゅしょうぜんじ)といいます。
豊臣秀吉氏の菩提を弔うため、
正室のねね夫人が出家して開創したお寺です。
丸い窓が印象的な遺芳庵(いほうあん)という茶席です。(左上)
もみじもいいけど情緒ある庭も素敵です。
丘を下りると竹林が現れました。
竹林に抜けると、白い観音様が見えました。
※ 鷲峰山 高台寺 ↓
「 ほんまにでっかいな~。 」
やさしい顔の観音様は近づくに連れて大きくなりました。
観音様の名前は 『 霊山観音(りょうぜんかんのん) 』 といいます。
昭和30年に建立(こんりゅう)され高さは24mあります。 (左下)
『 願いの玉 』 と呼ばれる金色の如意宝珠(にょいほうじゅ)に手を当てながら
願い事を念じて右回りに3周廻ると願いが叶うといわれています。
私はいつもながら、ナゲットが採れます様にお願いしました。
境内には縁結び・恋愛成就・家庭円満の良縁を叶えてくれる仏様として知られる
ちなみに、直江兼継氏の兜の 『 愛 』 の文字は超有名ですよね。
『 愛 』 の文字は愛染明王から取ったという説があるそうです。
※ 直江兼継-Wikiprdia
※ 京都東山 霊山観音 ↓
腹ペコ状態で遅い昼食を摂りました。
昼食後に高台寺掌(しょう)美術館に行きました。
大変小規模ですが高台寺の宝物を見る事が出来ました。
桃山文化を少し感じる事が出来たでしょうか?
私的には有名な秀吉氏の馬印の逆さひょうたんを見れて嬉しかったです。
※ 高台寺 掌美術館 ↓
次に園徳院(えんとくいん)を目指しました。
といっても、美術館のすぐ近くです。
秀吉氏が好んだといわれる手水鉢(ちょうずばち)です。 (右上)
※ 手水鉢-Wikiprdia
室内の襖絵(ふすまえ)は大変煌(きら)びやかで
秀吉氏ゆかりの品だとうなずけました。
大変見応えがありました。
撮影が出来ないのが残念です。
出口の横のお堂には秀吉氏の出世守り本尊の
『 三面大黒天(さんめんだいこくてん) 』 が祀られています。
正面に大黒天、左に毘沙門天(びしゃもんてん)、右に弁財天(べんざいてん)の
大変珍しい三天合体の尊像です。
秀吉氏が大出世したので 『 出世大黒天 』 ともいわれてます。
合理的な秀吉氏らしさが感じられました。
歴史は常に勝者の歴史ですが、
秀吉氏の色が濃く残っている所で私は大変気に入りましたね。
後ろ髪を引かれつつ、園徳院を後にしました。
※ 園徳院 ↓
駐車場に向けて回り道して行きます。
次回に続きます・・・。