砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

そうだ京都、行こう!

2013年 11月8日(金)
 
「 ん~!まだ早いなあ。 どうする? 」
京都の紅葉情報を横目に一言。 
 
「 来週の土曜日は仕事だし、その日の夜も宴会が・・・。 」
「 明日は天気はイイよ!出掛けよう! 」 
 
CMに影響された訳ではありませんが、
結局は今日のお出掛けになりました。
 
※ TVCM・ポスターギャラリー ↓
 
「 今月は掘りにいけるのだろうか? 」
「 とても、不安です・・・。 」 
 
午前4時13分に起床して午前4時50分に我が家を出発です。 
高速は平日なのでトラックが多いです。 
 
新名神のルートを選択です。
京都東ICまではスムーズでした。 
 
京都市内は朝の通勤ラッシュで渋滞です
少し早いかな?と思ってましたがいい時間になりました。
 
午前8時10分に目的地の駐車場に車を止めました
平日なのでガラガラですね。
 
紅葉しているツタを見つけました
壁一面が綺麗で素敵です。
 
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京都の秋はもみじが紅色でとても魅力です
何度見てもいいです。 
 
今日の予定はあくまで未定なマイペースルートです。
 
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私は平安神宮を訪れるのは修学旅行の時以来です
写真を撮った記憶あり、少し懐かしく思いました。
 
せっかく来たので予定になかった神苑(しんえん)を見ました
桜の春の季節にもう一度見てみたいですね。
 
 
 
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※ Heian Jingu Shrine / 平安神宮 ↓
 
お次は南禅寺(なんぜんじ)を目指して歩きます
途中の金地院(こんちいん)の特別拝観が目に入り、寄り道する事になりました
 
 金地院Wikipedia ↓
 
お目当ては長谷川等伯(はせがわ・とうはく)
襖絵(ふすまえ)の 『 猿猴促月図(えんこうつきとらうのず) 』 です。
 
手長猿が池の水面に映る月をつかみ取ろうとしている水墨画です
説明がないと分かりませんでした。

 猿猴(えんこう)が月を取る 』 ということわざがあります。
調べたら意味はこの様でした。
『 身の程を知らず、欲ばったまねをして身を滅ぼす事のたとえ 
 
猿猴は猿です。
 
猿が水に映った月を枝につり下がって取ろうとしたが、
枝が折れておぼれ死んだ。
 
という摩訶僧祇律(まかそうぎりつ)寓話(ぐうわ)からとありました。
簡単にいうと仏教の話と勝手に解釈しました
 
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とても丁寧な説明でした。
知らない事ばかりでうなづくばかりでした
他にも襖絵があります。
 
その後、小堀遠州(こぼり・えんしゅう)作の
『 八窓席(はっそうせき) 』 と呼ばれる茶室を見ました。
 
茶道は心得ていない私ですが、
所々に作者の意向が隠れて 『 おもてなしの心 』 を感じました。
 
八窓と呼ばれてますが窓は6つです
創建当時は名称通り8つの窓があったそうですが、
明治時代の修築で6つとなったといわれれていますが定かではない様です

京都三名席のひとつに数えられています
 
※ 小堀政一Wikipedia ↓
 
庭もとてもいいですね。
 
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京都にも東照宮はあるんですね。(左下)
拝殿天井の鳴龍は狩野探幽(かのう・たんゆう)の筆らしいのです。
手を叩いても鳴きませんのでご注意を・・・。
 
※ 狩野探幽Wikipedia ↓
 
「 皆さん素通りされますが、格好いい龍ですよ。 」
お掃除していたお姉さんに教えて頂きました。
 
 
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庭の松竹梅のお話も楽しかったです
松と梅の木はすぐに分かりましたけどね。
 
「 お姉さん、竹なんぞありゃしませんよ・・・。 」
 
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↑これが竹を表しているそうです。(左)
その証拠にちゃんと節があるでしょう。
  
「 へ~! 」
粋な松竹梅でした
 
道を戻り、予定の南禅寺を目指しました。
南禅寺室町時代に 『 五山の上 』 として、
日本の禅宗の中で最も高い位に就き、五山文学の中心地として栄えたそうです
 
※ 京都五山Wikipedia ↓
 
 
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お庭も素敵です。
 
正方形の石をひし形状に配置していて目を引きます
庭の中に入らないとホスターと同じ様に撮影出来ない様でした。
 
次は一万両の絶景を見ようと三門に登りました
どうやら春の景色を絶賛したらしいです。 
 
石川五右衛門が歌舞伎で 「 絶景かな 」 と称した眺めだそうです
実際には石川五右衛門がいた時代に
三門はまだ再建されていなかった様です。
 
※ 桜門五三桐‐Wikipedia ↓
 
 
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次に水路閣(すいろかく)を見ました
美しいアーチを描くエキゾチックなレンガが見えます。
 
レンガ造りの全長93mの疎水橋(そすいばし)です。
明治の造りだそうです。
上には水が流れてます。(右下)
 
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やっと南禅寺の方丈にやって来ました。
虎は有名ですね。 野派の襖絵にご満悦でした。
 
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石と白砂の庭園は風情(ふぜい)があって心が和みますね
春にも訪れてみたいですね。
 
お昼を過ぎましたので昼食です
ニシンそば(私)と哲学そば(かみさん)を堪能しました。
 
予定をかなりオーバーしてます。
協議の結果、哲学の道法然院(ほうねんいん)を諦めました
 
次の永観堂(えいかんどう)を目指しました
正式名は禅林寺(ぜんりんじ)です。
 
※ 永観堂のご紹介 ↓
 
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思っていたよりもみじはいい感じでした
『 もみじの永観堂 』 と呼ばれていて京都の紅葉名所のひとつです
 
みかえり阿弥陀像も拝観しました
京都六阿弥陀仏のひとつに数えられる名作だそうです。
 
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境内には約3千本の楓(カエデ)が植えられているそうです
放生池の楓が美しいかったです
 
しばらく、黄色と紅色に見惚れていました。
ピークには一面が紅色なのでしょうね。
 
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次に白川道を通り、川沿いに登りました
さらに階段を登りました。
 
真如堂(しんにょどう)に着きました
正式名称は真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)です。
 
※ 京都・洛東 真如堂 公式HP ↓ 
 
書院や庭園も見たかったのですが、時間を考えてパスしました
 
本堂は金の飾りで輝いていました
こちらは三大財閥の一角の三井家の菩提寺(ぼだいじ)だそうです。
 
 
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本堂裏は 『 敷紅葉 』 と称されるもみじの絨毯(じゅうたん)
ピークを過ぎた頃に見られるそうです
 
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シンボルの三重塔です
装飾が控えめで四季によっていろんな顔が見られそうです。
 
階段を下り、次の金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)に向いました
地元の方はくろ谷さん(くろだにさん)と呼ぶそうです。
 
『 八重の桜 』 の舞台にもなりましたね。
 
※ 浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺 ↓
 
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白と黒と茶がマッチングした美しいの納骨堂です。(左上)
山門は綺麗で大きいです。(右上)
 
山門は2年の修復を終えたばかりで、修復後の初公開がされていました
特別公開は12月 8日(日)までです。
来春にも公開があるといいね。
 
山門の桜上は撮影が一切禁止で残念でした。 
南禅寺の三門に劣らない景色で京都市内が一望出来ます。
 
桜上内部には色彩された
宝冠釈迦如来文殊菩薩普賢菩薩の三尊像がありました。
そして、周りには十六羅漢がズラリと並んでいます。
説明を聞きましたがもう既に思い出せません
 
天井一面には 『 蟠龍図(ばんりゅうず) 』 が描かれています。
大きさもそうですが、迫力のある龍です
見れて良かったです。
 
庭も素敵です
白砂の川がいいです。
 
亀はコンクリートの中にいました
まだ新しいのかな?
遊び心がいっぱいですね。
 
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三重塔文殊塔)を後で見ようと思っていましたが、
東坂を降りてトイレに行ったら忘れて来てしまいました。 
 
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もう少し時間が欲しかったですね。
寄り道がありましたので仕方ないですね。
 
京都の初秋を見れて良かったかな?
秋本番はこれからです。 
 
「 また、来れます様に・・・。 」
 
午後7時40分に無事帰宅しました
 
PS. 記事がとても長くなりました。
    最後まで見て頂きありがとうさま~ずです。