砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

シルバーウィーク 2日目

2010年 9月19日(日)
  
車の屋根を打つ雨の音で目が覚めました。 
 やっぱ雨かよ! 天気予報通りか 」
携帯に目をやると午前4時少し前でした。
 
本日は後志国(しりべしのくに)を目指します。
朝食と昼食を買いに海岸沿いの国道まで戻りました。
 
朝食を摂りながら考えます。
目的地は 『 砂金掘り物語 』 の主人公も訪れた所でした。
今はダムになってしまい詳しくは分かりません。
 
遥々(はるばる)来て増水で流されていけません。
雨で残念ですが本流から支流に変更です。
ナビに目的地を入力しました。
雨の中、車を走らせました。
 
「 目的地周辺です!音声案内を終了します! 
「 こらー!勝手終わるなー! 」   
一旦車と止めて持って来た資料で確認しました。    
 
イメージ 1
 
※ 画像は帰りに撮影しました。 
 
詳しい地図と照らし合わせます
多分ここで良いでしょう。
良い名前の橋です。
 
イタドリに覆われて分からなかったですが、
橋の脇から川の方に道が続いています。
その道を進みます。
おそらく駐車場でしょう。
車を止めました。
支度して川に降ります
 
川底は岩盤になっています。
川底の砂を丁寧に掬(すく)パンニングしました。
 
「 おぉー!凄い量の砂金いや砂鉄です。 」
慎重に分離作業を行いました。
「 はい!お目見えしました。粉金です! 」
 
ここの砂金は通称 『 糠金(ぬかきん) 』 と呼ばれているそうです。
大きくても2mmサイズらしいです。
 
※ 糠とは
 
その後、出ないので上流に行きました。
川はカーブになっており、セオリー通り内側を攻めます。
パンニングの度に1・2粒入っています。
 
それにしても砂鉄の量が半端じゃね~す
そして、この石が出てきました。
『 メノウ 』 だと思います。
 
イメージ 2
 
面倒くさがり屋の私はスルースを掛ける事にしました。
オリジナルをこの地まで持ってきました。
お陰様で追加料金を払いました。
 
午前10時空が明るくなり雨が止んで来ました
小休憩して一度スルースを揚げてパンニングします。
非常に小粒ですが9粒ゲットしました。
 
場所を少し下流に変えました
掘っても掘っても岩盤に当たりません
バールを突き刺してみても分かりません。
窪地になっている様です。
 
お腹が、お昼を過ぎています。  
雨はもう大丈夫でしょうね。 
カッパを脱いで仕舞いました。
 
お湯を沸かして昼食を摂ります
 あー!美味い! 
砂金を眺めカップ麺に舌鼓
私にとってしばしの至福の時間です。
 
昼食後、懸命に掘りました。
掘った所がお風呂サイズまで広くなって仕舞いました。
底まで到達したのでこれで終わりにしょうとしていたら
 
「 カンカン! カンカン! 」
何の音?ハンドベル
私の前に一人の青年が現れました
 
札幌の山の手博物館の方らしいです。
採れたか聞かれて砂金を見せました
結構採れているらしいです。
 
 えっ!今から掘るの? 
ご丁寧に挨拶に来てくれました
まー!掘れない事は無いけど私はこれで終了です
 
少しこの産地の話をしてくれました。
以前来た時はもっと盤が出ていて沢山取れたとの事です
私の知りたい事を聞くとダムに沈む前の産地は大粒のものが取れたそうです
 
「 あそこはいろんな顔の砂金が採れますよ。 」
明日は某産地に行く事を話すと教えてくてました。
 
超デカイ注射器の様な強制スポイトを女性の方が使ってました。
私もあれが欲しいと思いました。
 
挨拶してこの川を後にしました
短い時間でしたが、
この地で同業者の方にお会い出来て話が聞けて楽しかったです
 
※ 山の手博物館HP↓
 
失礼ながら山の手博物館って聞いた事がありませんでした。
2004年の開館の様です。
機会があれば行きたいですね。 
 
 3日目につづく・・・。