砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

『 近世産金史料 』

 

首相の退陣のニュースがずっと続きました。

なんでも、退き際って難しいですねー。

 

影響を受けて、日経平均株価も一時的に下げ幅が600円台 ・・・。

日本株は外国人が6割程占めているといわれ、

近年は外国株と連動性があるとされています。

次期総裁選の結果、外交政策方針がみえるまで中立か・・・。

 

今日は、夜勤明けでも掘りに行こうと思っていましたが、

帰宅したら眠たくなってしまい、断念して充電日となりました。

 

さて、先々月にこちらの産金史料をみつけました。

安価だったので余り期待してませんでしたが、小冊子でした。

どうやら、非売品の様でした。

 

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小冊子は、 1949年5月5日印刷とありました。

編集は、有名な経済学博士で岩手大学名誉教授の方でした。

 

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御本判制度は藤原時代に存在していた様でした。

御本判とは、金堀り達の採掘免許札であり、

運上金の一部を税金として納める制度です。

 

『 金掘り御本判 』は、板、または和紙で出来ていました。

当初は、御本判1枚につき8gと決められていたそうです。

 

それがやがて、採れた量に対する定率課税なりました。

そして、その後に定額課税となった。

納められない所は現金で納めていた様です。

 

また、豊臣秀吉の時代には、特に厳しくなりました。

年1度だった課税が年3度となり、

納められない場合は『 村まるき 』という連帯納入制度まで決められていました。

後に、非道な金判政策と金堀り弾圧が金山一揆に繋がって行くわけですね。

 

昨年のゴールデンウイークに砂金を掘る事が出来ました。

時間的にゆっくりと掘る事は出来ませんでしたが、

また足を運んでみたい所なんですよねぇ~。