砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

『 地中の寶 ―日本児童文庫48― 』

2015年 5月13日(水)

心配された台風の影響も然程ありませんでした
今朝の帰宅時は晴れて用意して行ったカッパも使わず仕舞でしたw

東の空には三日月が出ていてキレイに見えました
今日は晴れて関東程ではないにしろ暑くなりそうですw

さて、砂金とは関連が薄そうなのですが、著者の名前から興味が湧きました
「 地中のタカラ?埋蔵金?鉱物? 」
児童文庫なのでどうでしょうか?

イメージ 1

本は1928年(昭和3年)2月1日発行とありました。
著者は理学博士の方です。

本を開くと、目次から見て後者の方だと思いました
鉱物の話が続き、注目の 『 金銀の話 』 が見えました。
セッカチな私は、ページへとジャンプアップしました。

こういう話は児童向けという事で分かりやすいですw
裏返すと、私は児童レベルという事になりますが・・・。

ちょっと戻り、『 金銀山の出来るわけ 』 を読みました。
砂金堀りを始めた頃、金は熱水によって運ばれた事を知りました。

最初は熱水という言葉がピンと来ませんでした
ここでは、温泉と表現されていました。
場合によっては、水銀や金、銀が分かれて出て来る事があるとありました
知らない事で少し驚きました。

鉱脈として掘られた鉱山は温泉が枯渇した場所だそうです
そうだとすれば、全国ある温泉が枯渇したら掘れるという事はなのか・・・。
勿論、全部が金とは限らないだろうけどね
気の遠くなりそうな位、先の話になるのかなあ・・・。

著者の方は理科の教科書を意識して、教科書にないものを書かれてた様です
著者自身が子供を亡くされていて、
同じ子供達に伝えたい 『 理科の魂 』 が宿った一冊の様に映りました。