砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

栃代金山チャレンジウォーク

金山博物館の秋の遺跡見学会に参加しました。

川尻金山と同質の金脈を引き合うとされる栃代金山。

詳しい事はわかっておらず、

私も、そういう名前の金山があったという認識レベルでした。

 

だから、興味深く是非とも参加したいと思っていました。

しかしながら、コロナ渦で前回は中止になってしまい残念に思っていました。

再度、今回の企画となり、非常に楽しみにしていました。

今日は天気も大丈夫ですね。

 

集合時間となり、検温後に車に乗り込みました。

車内はコロナ対策の換気も行われていました。

 

昨年同様にОさんも参加してました。

夏にお会いした時に、駿河国の金山の話になりご一緒しましょう。

となったが、連絡先を交換してなかったので今日しておきました。

 

現地集合の方と合流して、オリエンテーション後に登山を開始しました。

日陰だと若干寒い感じでした。

 

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遺跡見学会は朝が早いイメージでしたが、

今回は時間的に緩めの行程らしいです。

 

山に入ると、見学会ならではの道でした。

こういう時は自分の歩きやすい所を通るといいです。

 

 

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沢を渡る・・・。

石垣はワサビ田跡の様でした。

 

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振り向けば、向こうの山が見えました。

まだ標高は700m台です。

 

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小休憩!

私のオヤツはビックサンダーです。

 

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沢の湧出地点です。

伝説のポイントではないか?いう話です。

おそらく、坑道口があったのではないかと・・・。

 

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坑道の湧水が沢の元になっているかも知れません。

そういえば、以前に伊豆の大名坑を案内してもらった事があります。

 

そこの斜面にも、いくつか坑道口がありました。

案内人の話では、ほとんどの坑道は現在潰れて坑道口を見る事は出来ません。

この水は坑道からの湧水が流れ出ていると説明された事を思い出しました。

そうだ、きっと同じなのかも知れませんね。

 

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次に、炭焼き窯跡を解説を交えて見ました。

炭のカスが捨てられたと思われる所は黒い土です。

 

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屋根部分が残っている炭窯跡も・・・。

まだ新しめ?

 

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こちらは、ちゃんと石をカットして積んでいるとの事です。

上には、土を掛けるんだねー、知らなかったです。

中を写してみました。

 

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お昼ご飯タイムに・・・。

今回はおにぎり。

やっぱカップ麺にすれば良かったです。

動いてないと、寒くなって来ますね。

 

時間が来て、下山しました。

下山途中の沢沿いに摺り石や回転臼を見ることが出来ました。

長くなるので、臼については後に・・・。

 

この事で、私は言い伝えの信憑性が高いのではないかと思いました。

坑道も一本だけではなく、複数あったのではないでしょうか。

きっとこの山の斜面にあったのだろうなあと思いつつ下山しました。

 

下山後、休憩も兼ねて集落の方のお話を聞きました。

こういう事は、個人で中々ありません。

遺跡見学会ならではです。

お茶も頂き、誠にありがとうございました。

 

車に戻り、博物館に到着しました。

アンケートを書いて解散しました。

皆さま、お疲れ様でした。

 

謎の多いベールに包まれた栃代金山。

今回の企画に至るまでの現地調査ご苦労様でした。

今回も、楽しく参加させて頂きました。

ありがとうございました。

 

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予定よりも遅れて、

温泉に寄って無事帰宅しました。