砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

二十瓰(デシグラム)棹秤(さおばかり)

2012年 12月28日(金)
 
今日はお昼に正月用のお餅をつきました。
年末の恒例行事です。
 
と言っても私は座って、父上が機械でつきあがった餅を分けてくれるのを
ビールを飲みながら待っているだけです。 
 
私は最初のお餅を大根卸しに醤油をかけて頂きました。
次はきな粉とあんこで頂きましたよ。
つきたてのお餅は格別です。
 
「 おっと!予想が外れましたか? 
話は経済の話に飛びます。
 
大納会日経平均年初来高値で終わりましたね。
長期金利は上昇を始めましたね。
変動型ローンを選択している人は気を付けて下さい。
 
さて、いつも以上に前置きが長くなりました
棹秤(さおばかり)を手に入れました
 
二十瓰(でしぐらむ)という文字を目にしました。
聞き慣れませんが、デシグラムとは十分の一グラムの事です。
したがって、2グラムという事でしょうか?
 
現代は0.1グラムや0.001gや100mg.と表現するので少しややこしいです
ちなみに、グラムを漢字にすると 『  』 という字になります。
 
イメージ 2
 
実際に1円玉を計測してみました。
1円玉は1グラムです。
 
使い方が良く分からずに苦戦しました。
2グラムなのだから・・・。
全体目盛りの真ん中に合わせましたが・・・。
バランスが良くないです。
 
「 あれ!おかしいな?微調整がいる様です。 」
丸いボールの摘まみを動かして合わせないといけない様です。
しかし、良く出来てますね。感動です!
 
イメージ 1
 
『 戦前の品 二十瓰天秤 』 と題されていました。
棹秤としては新しい部類でしょうね。
 
なぜなら、その昔の重さの単位は 
『 (かん)・斤(きん)・匁(もんめ)・分(ふん)・厘(りん) 』 で表わしました。
 
貫は銭貨の単位と混同しない様に『 貫目(かんめ) 』と呼ばれ、
分は金貨の『 (ぶ) 』と区別する為 『 ふん 』と呼んだそうです。
 
1分は10厘で0.375gです。
一匁は10分で3.75gです。
一斤は160匁で600gです。
 
現代でも食パンに使われています。
パンの重量を均一に造するのは困難である為
斤の重さは350~400グラムが一般的だそうです。
 
一貫は1000匁で3.75kgです。
ちなみに、500kgは133貫で、1tは266貫です。
『  』 以上の単位はないそうです。
チマタでは100貫デブと言いますが、375㎏という事ですか?
 
「 すごいです! 」
「 あっ!100貫デブの方すみません。 」 
 
※ 資料「尺貫法(しゃっかんほう)」 詳しくは↓ 
 
ちょうど、五円硬貨の重さが1匁です。
匁(記号:mom)は1891年(明治24年)の度量衡法により
正確に3.75グラムと規定されました。
 
今は真珠の質量の計量にのみ限定して使用する事が出来て、
それ以外の使用は禁止されているらしいです。
実は私も知らなかったので驚きです。
 
棹秤は昔の砂金掘り師が砂金の計量にも使われていました。
今度は砂金も量ってみましょうか?
 
砂金をバラマキそうなのでやめますね。
粉金しか所持してないので、大粒を採ったら考えます。
 
時代はデジタルですが、何事もやって見なければ分かりません
ところで、棹秤は誰が考案したのでしょうね?