砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

パンニング教室受講

2010年 6月11日(金) 
 
遠征リベンジ その① の続きの その② です。
 
橋を渡る青い姿の人が見えました。
右肩にカッチャを担いで悠々と歩いています。
背中の方に黒いコールドパンが揺れていました。
 
私はすぐに同業者の方だと思いました。
「 誰かな? 私が見ているHPの方だと分かり易いのだが・・・。 」
 
橋の真ん中で私の視線を感じたのか一瞬こちらを振り向きました。
遠過ぎて顔までは良く見えません。
 
下流からゆっくりとメガネ掘りをしながら遡上して来ます。
すごい激流の中を腰までつかり覗いています。
「 これが本当のメガネ掘りなのか? 」
その姿に私の手は自然に止まり、磁石の様に引き付けられました。
 
「 あっ! あれは? 」
私の脳裏に漁具が浮び上がりました。
「 もしかして、あの方でないだろうか? 」
私のカンピューターが解析を始めました。
 
「 どうですか? 
声を掛けて頂きました。
今日の成果を見せてしばし談笑しました。 
 
この辺りから、採れた事を話すと
この場所について色々教えて頂きました。
 
「 ちょっとやってみよう! 
何をするのでしょうか?
青い姿の方はスルースボックスの準備を始めました。
 
勿論、完成のしたものを見てから分かりましたが、
私は初めて本物を生で目にしました。
興味津々です。 
 
「 あっ! 」 
マズマズのサイズが出て来ました。
さすがですね
やはり目の付け所が違いますね。  
 
その後、その鋭い眼差しは私のパンニング皿に注がれました。
「 はい、自己流です。 」
二つの点をご指摘して頂きました。
 
1つはすぐに修正出来ました。
もう一つは手こずりました。
 
頭で理解しても思う様に行きません。
少し焦る自分がそこにいました。

 大丈夫、慣れれば誰でも出来ますよ 」
私の心が見えたのか?フォローの言葉。
この日から、青い姿の方は私の師匠になりました。
勝手に思っているだけですがね。
 
楽しい時間も過ぎ、師匠が帰られるとの事でした。
帰り際に、お互いの名前を聞きました。
再会を祈り、ここでお別れしました。
 
私はもう少し特訓して行こうと思いました。
出てきたのは粉金がほとんどです。
完全にマスターするにはもう少し時間がかかりそうです。
 
薄暗くなり、空を見上げると黒い雲に覆(おお)われて来ました。
今にも空が泣き出しそうです
急いで撤収準備に取り掛かりました。
 
川を渡り車に乗り込み車を走らせました。
途中、博物館に寄り帰路を走りました。
駐車場で忘れない内にフィールドノートに書きました。
私の汚い字を披露するのは恐縮ですが。
 
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無事に帰宅しました。  
楽しかった今日を振り返り至福の風呂の時間でした。 
早速師匠にお礼も兼ねて一言いや二言メールをしました。
また、お会い出来ます様に。