砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

『 佐渡歴史散歩 ―金山と流人の光と影― 』

少し暑さを覚えて目が覚めました。

遮光カーテン越しの木漏れ日から、今日も天気がいい様です。

近日の雨で梅雨時の様な湿度の高い嫌な日が続きました。

 

さて、以前から読んでみたいと思っていました。

元々の値段は高くないので、

そのうちに安いものが見つかるだろうと思っていました。

 

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本は1972年(昭和47年)8月1日第1版第1刷発行とありました。

購入のものは1990年(平成2年)第11刷発行とありました。

著者は佐渡生まれの某博物館の館長さんだった方です。

 

私の興味は後半のみ・・・。

佐渡の金山では湧水対策として水上輪が使用されていました。

別名アルキメデス・ポンプとも呼ばれ、アルキメデスの考案らしいです。

 

この仕事を水替え人夫が行っていました。

この人たちは流人として、江戸から佐渡に送られた人です。

 

二度と来まいぞ金山地獄 来れば帰れるあてもない

水替え人夫が歌い残した古歌です。

死ぬまで水替えを行っていたであろうと思いました。

 

産地的な内容はありませんでしたが、

人物では、田中清六・大久保長安・鎮目市左衛門に目が行きました。

鎮目市左衛門ねぇ~、勉強になりました。

また佐渡を訪れてみたいなあ~。