2013年 4月17日(水)
一昨日の続きです。
美味しい蕎麦を堪能した後は門前町の商店街の坂を登りました。
歌にも詠まれ全国から篤い信仰を集めているお寺です。
ご本尊は百済(くだら)から日本へ伝えられたのだといいます。
※ 百済とは?↓
この阿弥陀如来像は日本最古の仏像として知られています。
しかし、654年以来その姿は秘仏とされて人の目に触れることはありません。
現在でもご住職ですら見る事を許されていません。
神秘のべールに包まれた仏像であります。
お寺の特徴としては、
日本の仏教が諸宗派に分かれる以前からあるの寺です。
その為、宗派の別なく宿願が可能な霊場と位置づけられています。
また、女人禁制があった旧来の仏教の中では
稀な女性の救済(女人救済)があげられます。
仁王門を通り抜けて更に進みます。
山門が見えて来ました。
案内の地図が欲しいので 案内所に立ち寄りました。
牛の像を触っていると観光案内のお爺さんが現れました。
初めて来た事を告げるとお爺さんは丁寧に説明を始めました。
お爺さんありがとうさんです!
登楼上にある扁額は通称 『 鳩字の額 』 と呼ばれてます。
字の中には5羽の鳩と牛の顔が隠されてます。
さて、お分かりでしょうか?
私は最後の1羽が分かりませんでした。
額の大きさは畳3畳分程あるそうです。
本堂は少し暗いのですがきらびやかな内陣や像に圧倒されます。
私達は 『 お戒壇巡り 』 をしました。
真っ暗で手探りで壁伝いに進みます。
『 極楽の錠前 』 を目指して慎重に歩きます。
普通なら目が慣れて薄っすら見えるのですが真っ暗なままでした。
錠前の音だけが暗闇に響きます。
何とか触れる事が出来ました。
地図を見ながら1時間半歩きました。
少し分かりづらかったです。
さすがに疲れましたね。
桜の季節に来れて良かったです。