砂金に魅せられて!金狼の日々

砂金掘りを中心に、日常の記録です。

金掘り庄吉

2017年 5月23日(火)

先日、十割りそばを食べたいと思っていたら、お店は早く締まる 閉まる様でしたw
道の駅でお土産に買って来た蕎麦を日曜日に食べました。

暖かい蕎麦を・・・と思っていましたが
最近暑くなったのでザルにしました。 
 
イメージ 1
 
蕎麦は美味しかったですよ
蕎麦湯も頂いてみたら、めちゃイケましたw
”六割そば”と表示されていました
 
さて、今日は金掘りのお話です
始まり始まり~。
 
○○町金沢に、むかし木樵の庄吉という男がおった。ある日山に入って、めざす木をさがしあて、鋸でごしごしと昼までかかって、ようやく倒して、すっかり疲れて、昼飯を終えて、ごろんと横になると、すっかり寝込んでしまった。
 
ふと目を覚ましたときには、足元に夕闇が迫ってきていた。庄吉は仕方なく、斧と鋸をかついで、暗くなった山道を歩いて降りてくると、目の前にぴかぴか光るものがある。何だろうと思ったが、こんな暗がりでは何ともならない。そばの木の枝を折って、光る岩の前に立てて帰った。
 
次の朝早く、気がせいて急いで行って見ると、木の枝が立ててある。その前の岩は別に光りもしないが、「これだ」と思って、持って行ったツルハシで岩に思い切り打ち込むと、ぴかぴか光る岩のかけらが飛び散った。その石片を集めて袋につめ、街に持って行くと、たちまち、庄吉が金を掘り当てた噂が広まった。
 
われもわれもと、ツルハシを持って村人が行き、庄吉のいう岩にツルハシを突き立てるが、ただの石片しかとれず、それでもこの山の沢に毎日のように村の人びとが入り込んだが、一片の金もさがせなかったと言い、庄吉が最初に見つけた岩のあった沢だけが、「金沢」という地名になって残っているということである。
 
山形県 山形・村山地方の伝説 より》
 
おしまい!
全国の「金沢」を巡ってみる?